伊豆から東京へ



一泊二日で、伊豆と東京へ
新大阪から新幹線のぞみに乗り、名古屋でひかりに乗り換えて小田原下車
小田原駅から電車で真鶴駅に行き、バスで真鶴半島をずんずん進んで、敬愛する画家、中川一政氏の美術館へ
真鶴半島には福浦という小さな漁港があります。
画家は来る日も来る日も漁港の灯台にイーゼルを立てて絵を描いていた。じぃーっとずーっと立って見据えていたから漁村の漁師たちが何事かと集まってきたのだという。
そのときの心境を中川氏自身が文章にしてます。
「毎日堤防に立つ私というものは生きものではなく、一本の杭のたぐいに見えてきた。
私はそれで気を散らさずにすむようになった。
私は二年がかり、三年がかりの画をかいた。絵具が盛り上がり、削っても削っても重くなった。
鈍重な画面は強情に云うことを聞かない。敵のペースになって引きまわされるボクサーのようだ。
リードパンチが足りない。もっと動けとコーチの云う声がする。ワアッと云う観衆の声がする。
私はあがってしまう。
レフェリーがカウントをはじめたのを、うつらうつら聞く。
そういう画布を幾枚も持って又、年を迎える。一つよいパンチが当たると自分のペースになってくることもある。
私は勝負を投げなかった。まがりなりにも勝つことを考え、身体ごとぶつかった。」
中川一政著
美術館で画家の絵を観るとまさしく、画家の情熱というのが伝わってきて いのち弾けます!!
中川一政氏の絵と書、この方の根心というのでしょうか、謙虚、正直、清々しい、上品、画家の血潮をまえにしますと自分のうそっぽい部分がみえてくるようで、
美術館、それから真鶴岬の豊かな森と海もあいまってすごい清々しくなりましたよ。
画家の描いた 駒ヶ岳 福浦 ひまわり チューリップ 生き生きしてます!
真鶴をあとにして、東京へ
一泊して、上野の国立西洋美術館で開催されている「ラファエロ展」へ
ラファエロも素晴らしいです。
私はラファエロの描く 赤 が大好きで、観てるとしあわせな気持ちになります。
この方の絵には あたたかで平和な愛 を感じます。
二日ともよく晴れて、行きは富士山もよくみえました。
真鶴半島は森の中に何本もの遊歩道があるみたいで、今度、またゆっくりと訪ねたいです。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。